ほぼ毎日、ヘリコプターが都庁付近を飛びまわってうるさいのですが、どこのテレビ局に文句言ったらいいんでしょうか。ヘリは見えるか見えないかというサイズなのに、工事現場なみの騒音です。ここまで連続して飛ぶことは今までなかったのでは。
東京っぽいイメージ映像を撮りたい。という、ふわっとした目的でこちらのストレスになるのが理不尽。
参考までに1月6日のANNニュース(youtubeより)。丸の部分がウチの会社が入っているマンションです。
ほぼ毎日、ヘリコプターが都庁付近を飛びまわってうるさいのですが、どこのテレビ局に文句言ったらいいんでしょうか。ヘリは見えるか見えないかというサイズなのに、工事現場なみの騒音です。ここまで連続して飛ぶことは今までなかったのでは。
東京っぽいイメージ映像を撮りたい。という、ふわっとした目的でこちらのストレスになるのが理不尽。
参考までに1月6日のANNニュース(youtubeより)。丸の部分がウチの会社が入っているマンションです。
ベーマガの1990年5月号を読み直してたら「第1回パソコンゲーム大会」という謎のイベントに気が付きました。たぶん、イラストは赤井孝美さん。
開催日は5月3日~4日の2日間で、参加費が7800円。合宿込みだと15800円!? まず寝泊りすることに驚きですが。
よく考えると、このイベントの形式って「日本SF大会」と同じですね。海外ゲストを売りにするのも同じ。価格帯・開催期間もだいたい同じ。主催がゼネラルプロダクツ(岡田斗司夫さん)なのも同じ。
1990年当時のゼネラルプロダクツはワンダーフェスティバルも運営していて、1~2年前に「トップをねらえ!」がヒットしていて、向かうところ敵なしという時期。
ゼネラルプロダクツ=ガイナックスは1989年からパソコンゲーム(エロゲー)を売り始めたが、当時は裏で怪しい仕事をやっているという印象。一般作品のプリンセスメーカーがヒットするのは翌年の1991年。
このイベント、「パソコンゲーム版のDAICONをやったるで」と意気込んで企画したのではないでしょうか。SFマニアには普通なのかもしれませんが、パソコンマニアからすると、かなり異質です。5月のイベントを4月発売の雑誌で募集するって。もしかして、参加者が集まらなかったのでは、、、。
DAICONとは大阪で開催した日本SF大会のことで、検索すれば一杯出てきます。オタク同士の共同作業が奇跡的に成功し、数々の映像作品が残っています。実写ドラマの「アオイホノオ」ではDAICON3のOPが無事に放送されましたし、庵野ウルトラマンは今でも合法的にソフトを買うことができます。ゼネプロがなければEVAは生まれなかった、ってのは言い過ぎか。
今のガイナックスの凋落ぶり。オタク同士の共同作業がいかに難しいか。
一方、パソコンゲーム大会はどんな結果だったのか情報がありません。なにかの媒体に記録が残っていないでしょうか。
上の広告によると、ロバート・ウッドヘッドさん(ウイザードリィ)、ロード・ブリティッシュさん(ウルティマ)って、ありえないくらいの豪華ゲストですね。ジム・ブラッドレーさんが誰だかわからないのですが、知ってる人は教えてください。デビッド・W・ブラッドリーさんの間違いでしょうか。
ベーマガの巻末には毎号「SOFTWARE HOUSE HOT INFORMATION」というスポンサー用のページがあるのですが、90年3月号(先の広告の2か月前)のファミリーソフトのページに岡田斗司夫さん・赤井孝美さんの名前が載っていました。朝日ソノラマの「エリアルコミック」という雑誌で刑事大打撃の漫画を連載してて、ガイナックスが編集していた関係でしょうか。ファミリーソフトの社長・宮川総一郎さんは大打撃の原作者ですが、実は漫画家・小説家というもの凄い人ですね。「水谷潤」という別名義もあります。経済漫画が当たって、それを題材にしたファミコンゲームも88年に出てます。作画の藤宮幸弘さんとのコンビ作品も結構あります。ゲームだと藤宮さんが大打撃のプロデユーサーとクレジットされてる時もあって、役割分担がよくわからない。
ちなみに「エリアルコミック」はSF小説「ARIEL」の漫画版が載っているという雑誌でした。ARIELは今でいうラノベです。カセットテープになったり、OVAにもなってます。
ベーマガ90年3月号のファミリーソフトのページは「無敵刑事大打撃 史上最大の犯罪」というアドベンチャーゲームの広告なのですが、オウム真理教ネタだし、下ネタ連発だし、すごく反応に困ってしまいます。たぶん、ベーマガ史上で最も危険なページだと思います。
「(無敵)刑事大打撃」シリーズは1987年に1作目がMSX2用AVGとして発売して、以後、何本か出て、2003年にWindows用で復刻して、今は同人ソフトとしてboothで販売しています。
2020年には大打撃のドラマCDも出ていますね。1作目から33年。この作者さんの尋常ではない熱意。
あと、「刑事大打撃」で検索して一発目に出てきた記事がこちら。
jp.ign.com
記事はデジゲー博2018で大打撃の小説を売っていたという内容です。これに出てくる「奈須蛍路」という人物。先日発売したメガドラ版「マッドストーカー」にも深く関わっているようですが、一体、誰なのだろう、、、?
そういえば、自分もデジゲー博2018を見物していたのですが、大打撃ブースは思い切りスルーしてました。あとでカタログを見直すと、こんな感じ。
この「FC」はファンクラブの意味。表面上は版権を持ってないですよっていうアピールですね。
boothの商品ページを辿っていくと、デジゲー博で売ってた大打撃の小説が無料で公開されてますが、驚いたことに21世紀になっても、オウム真理教ネタなんですよ。まあ、オタク的ってことでいいのかなという気もします。
あと、「奈須蛍路」で検索すると、「桜木優美子の事件簿 ~桜木優美子 人生最悪の日~」という電子媒体の小説が出ます。
表紙で奈須蛍路と水谷潤の名前が並んでいます。
そして、1ページ目の人物紹介で、もう「大打撃」のイラストが出てきます。萌えラノベは偽装か!?
どれだけ大打撃が好きなんだ、、、。これはもうライフワークですね。
今、お笑い芸人の「野田クリスタル」さんが人気ですね。特に自作のゲームとの掛け合いでお笑いネタを披露するのが話題になっていたと思います。HSPでゲーム作ってるってのがビックリですが。
番組内では「史上初のオリジナルゲームを使ったネタ」とナレーションが流れてましたが、「オリジナルプログラムを使ったネタ」ならば、他に先駆者が居ます。
三遊亭円丈さんです。圓丈とも書くみたいです。
「これからはパソコン落語に燃えるんです」と題した円丈さんのインタビュー記事の抜粋(アスキーの雑誌「ログイン」1983年11月号)。
高座にパソコンを置いて、パソコンと掛け合いをやってます。今から37年前ですね。ブラウン管のモニターがゴツい。
このインタビューの中で、自分はプログラムが組めるので、お笑いのゲームを作って出したいという主旨の発言をしているのですが、小学館の雑誌「ポプコム」で、わりと早いうちに実現します(1985年あたり?)。
その後、円丈さんは「ポプコム」でパソコンゲームの批評を連載。その記事は「ハマッた!円丈のドラゴンスレイヤー」 という1冊の本になって出版されてます。副題が「(1)シミュレーションゲーム編」ですが、「2」はありません。
さらにその後、円丈さんはポプコムソフトの「サバッシュ」というRPGのシナリオを担当しています。元々、FM-7が好きで、たぶんドラゴンスレイヤーも好きだろうし、ファルコム・リスペクトなゲームを作りたがるのは必然だなーという気がします。
PC-8801mkIISR版「サバッシュ」が発売されたのが88年。ドラスレ4「ソーサリアン(87年)」とドラスレ5「ドラゴンスレイヤー英雄伝説(89年)」の中間のタイミングで出ています。あと、グローディアは89年に「エメラルドドラゴン」を作ってヒットしますが、いろいろサバッシュから頂いてるふしがあります。
「サバッシュ」については円丈さんのWebサイトのアーカイブでコメントがあります。
https://web.archive.org/web/20180813075812/http://enjoo.com/fan/en_leamono1.htm
プログラマーとデザイナー(グラフィックの?)と大喧嘩をして、プロジェクトから手を引いて、クレジットには円丈さんの名前が載っていないとのことです。この時の開発はグローディア。
それで終わったのかと思ったら、円丈さんは5年後に「サバッシュ2」でもシナリオを作っています。フロッピー5枚組の超大作。すさまじい執念ですね。開発はまたまたグローディアらしいのですが、どうやって仲直りしたのでしょうか。
先に紹介した「ハマッた!円丈のドラゴンスレイヤー」ですが、なんと「マンガ図書館Z」で無料で読めます。
ちなみに、この「マンガ図書館Z」を運営しているのが、赤松健さんで、赤松健さんはボーステックの「パラディン」を作っています。RPGつながりですね。
、、、で、さっそく、読んでみましたが、独特のバッサリとした文体ですね。ゲーム愛を感じますが、間違いをズバっと言い切る厳しさ。これはいかにも喧嘩になりそうな。ズレたことは言ってないので、アングリー・ビデオゲーム・ナードの活字バージョンみたいなものだと解釈できますが。この本が出たのが、わりと後のことなので、サバッシュ関連のエピソードも補足されています。こっちでは「プログラマーと対立した」と書かれてますね。そういえば本の中身がドラゴンスレイヤーと関係ない。
あと、「サバッシュ」で検索して気が付きましたが、ホエー桑田という方のサイトで、X68000版サバッシュのディスクイメージが無料配布されてました。ホエー桑田さんはX68000版のプログラムを担当していた方だそうです。
公開しているディスクイメージは2003年版と2016年版がありますね。
ためしに2016年版をダウンロードして、エミュレータで実行してみました。問題なく動きますね。あと、本作のシナリオですが、やはり円丈さん特有のバッサリとした文体ですね。ただ、容量も解像度も限られてたパソコンゲームの中では、それがマッチしているような気がします。古風な言い回しも馴染んでます。記号化するって大事だなと思います。
しかしこれ、無料配布しちゃって大丈夫なんでしょうか。ライセンスの表記がないので不安になってきます。
正直、ハードオフには良い思い出が無くて、Webサイトも見たことなかったのですが、レトロゲーム関連の出品が結構あることに気が付きました。
マグナボックス社の「オデッセイ」。日本にコレがあるのが驚きですが 、、、38万5000円!?
これ、遊べるゲームが限られてるし、超マニア向けですね。48年前のハードですから、懐かしいとかレトロゲームとかいうレベルを越えてしまってます。
4年間スルーされているってことは、もう、どこかの博物館が購入するのがベストな気がします。
オデッセイ2も売ってますね。レアすぎる。ゲーム内容はアタリとかインテレビジョンと同等に進化しているようです。
あと、任天堂の「テレビゲーム6」や「テレビゲーム15」も在庫がありました。ファミコン以前のゲーム機なので、コレクターズアイテム向けでしょうか。
ハードオフというと、値付けがいいかげんというイメージがあるのですが(暴論)、プレミアソフトがちゃんとプレミア価格に設定されていますね。Amazonとかを見て相場を決めてるのでしょうか?
ただ、同じ物でもショップによって価格の差が大きいです。
「X1 turbo II」が売ってました。個人的には、どストライクですね。スペルが間違ってます。やはり、商品情報が雑です。
間違いじゃないですが「レトロゲーム」にカテゴライズされてます。動作するかどうか書いてませんが、ダメだったらコンデンサを交換したらいいと思います。
ためしに「ジャンク」で検索してみました。左上はバーチャルボーイですね。これは故障してるみたいですが、直せるのかどうか?
型番しか書いてないと検索でヒットしないのでは。
ジャンクのMSX2もありました。型番しか書いてありませんが。
これだと検索しても見つかりにくいですね。
MSXの出品が多いです。流通量に比例しています。フロッピーはカビが生えるのに対して、カートリッジは劣化しにくいというメリットがあります。
このサイトに限らないのですが、「安い!?」って思ってクリックしたら「売り切れでした」ってパターンが多いです。ムダに喜んで損した気持ちになります。これ、売り切れを非表示にする機能が無いんですよ。
あと、安いと思ってカートに入れて、値段を確認して、クレジットカード番号を打ち込んで、注文確定のギリギリになって「送料1000円」ってなるのは勘弁して欲しいです。これだと送料より高いものを買う気がなくなります。
眺めてるだけでも楽しいのですが、結局、何も買わずに終わってしまいました。
前回の続きです。
アナログ・ジョイパッド「XE-1AP」で検索してみると、すごく需要があるということがわかります。
しかし、これが売ってない。売っていても値段が高い。
同製品はオークションや中古ショップで出たり入ったりを果てしなく繰り返しています。なんなんでしょうか、これは(怒)。投資目的の何かでしょうか。いや、需要に供給が追い付いていないだけですよね。
「XE-1AP」はすでに発売から30年以上が経過して、ハードウェア的な特許はとっくに切れています。挙動が同じものを作るだけなら法的には問題がないはずです。
そこで、X68K用CYBER STICKドライバ「AJOY.X」とベーマガ90年10月号(XE-1APの通信仕様)を頼りに「XE-1AP」の互換品を作ってみました。
完成するとこんな感じです。まだ、ブレッドボードです。
今回、ジョイスティックは一番安いスライド式のものを選びました。250円のDIP化キットです。本当なら写真の左側にあるようなレバー式のタイプが良いと思います。秋月でDIP化キットが330円で売ってます。80円しか違わないのですけど。
製作費は合計2500円くらいですが、プログラムの書き込みに使うシリアルUSBモジュールを除外すると1500円くらいになります。安いマイコンを使えば、もっと下げられると思います。
回路図とソースはここで公開中です。↓
完全再現にはまだほど遠く、MD(メガドライブ)モードしか再現できていません。
あと、ベーマガの記事はPCモード(CYBER STICK互換)についてだけで、MDモードについて一言も書いてないというひどいオチでした。MDモードはPCモードと意図的に仕様が違っているという重要な情報も記事には抜けています。
結果、CYBER STICKとして作ってしまったものをMD仕様に直すはめになって、ムダにリトライを繰り返しました。おそらくシャープ製のCYBER STICKの仕様を他社のメガドライブでそのまま使うことが権利的にアウトだったのではないでしょうか。自分の妄想ですが。
開発の過程を動画にしてみました。↓
DIY AnalogPad(XE-1AP MegaDrive mode)
CYBER STICK互換に戻すことも容易なので、将来はPCエンジン版「アフターバーナーII」でも動かしてみたいです。
(2021/1/12追記)
DUALSHOCK2版も作ってみました。