透過型フォトインタラプタの使い方

「フォトインタラプタの使い方」で検索しても、あまりいい結果が出なかったので書いてみました。
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「フォトインタラプタ」というのは、赤外線LEDとフォトトランジスタ(またはフォトダイオード)が1セットになった部品です。最近だとIC入りの高機能なのも売ってます。

▲透過型フォトインタラプタの一例です。赤外線LEDとフォトトランジスタが向かい合わせに付いてます。
何Vで動くのかとかピン配置とかは、データシートを参照してください。
たとえば、GP1S58Vについて調べたかったら、googleに「GP1S58V」と打ち込むだけです。



▲接続方法の一例です。抵抗を通して電源につなぎます。

「R1」がLEDを点灯させるための電流調整用の抵抗です。抵抗値を減らすと光量が増えますが、増やしすぎは危険なので、必要な電流だけ流してください(電流値はデータシートを参照してください)。

「R2」がセンサの検出用の抵抗です。この抵抗に電流が流れると、電圧降下が発生します。なので、「V」と書いた部分の電圧を計ると、センサの反応が分かるわけです。



▲抵抗なしで電源に接続すると壊れますので、絶対にやらないでください。念のため。



ロボコンマガジン5月号の特集記事で紹介した回路です。
記事の中ではR1を220Ω、R2を47kΩに設定しました。
接続をミスしないように注意してください。