キーボード水洗い


▲普段使ってるキーボードがむちゃくちゃ汚れてるので、掃除してみました。

▲ネジをはずして開けてみると、同時にジャラジャラと金属片が一杯こぼれてきました。
V字に曲がった板ばねとスプリング。これが101組ほど出てきました。

▲おなじみのフレキシブル基板(フレキ)が入ってました。
縦方向と横方向が2枚重ね(キーマトリックス)になっています。

▲今現在、売られているキーボードだと、カップ状のゴムを使ってクリック感を作るのが主流なのですが、
このキーボードの場合、板ばねとスプリングでクリック感を作っているようです。
98年ごろにワゴンセールで買ったもの(当時としては超特価の980円)なので、構造がちょっと古いみたいです。

▲キーの構造を図にしてみました。赤色が板ばね、水色がスプリングです。
キーを押すとプラスチック製の軸がフレキを押す仕組みになっています。
ゴムを使ってないので、押し心地が柔らかくなくて、固いのが特徴です。

バスマジックリン系の洗剤を大量に浴びせてから水洗いしてみました。
洗う前に金属パーツや基板は取り外してあります。
水の色が透明じゃない、ってことは相当汚れてたようです。

▲見違えるほどきれいになりました。
101個のばねを元に戻して行ったらスプリングが1個行方不明になってしまって、しかたないので、「SCROLLLOCK」だけスプリングなしになってしまいました。押すことはないので、問題ないんですが。
ちなみに種類は101の英語キーボードです。メーカーは不明(中国製)。
日本語の印刷が洗って取れちゃったというわけではありません。