「AVRマイコン活用ブック」STK500のヒューズビット設定

「AVRマイコン活用ブック」をお読みの読者さんから、
ヒューズビットの設定が合っているかどうか確認してくださいというメールと画像を頂きました。
説明が大変なので、ここでアドバイスを書いておきます。


▲頂いた画像はこちら。STK500というライタをお使いだそうです。

ヒューズビットはHigh BYTEやExを変え間違うと怖いのでAVR本ではLow BYTEだけを変更するようにしています。
ここではLow BYTEについてだけ考えます。

↓たとえば、本誌の「シリアル通信モニタ」で指定しているLowのヒューズビットがこちら。

11100110(2進数)=0xE6(16進数)


▲青い部分と見比べてみましょう。
値が合ってないので、「設定は合ってない」ということになります。

これを合わせるには、、、
「CKDIV8」のチェックを外す。(0x80)
「CKOUT」のチェックを外す(0x40)
それからクロック設定のコンボボックスを片っぱしから変えていくと、
Lowの値が「0xE6」になってくれると思います。

STK500を使ったことないのですが、いきなりキーボードから「E6」って入力することってできないんでしょうか。かえって面倒な気が。



▲ヒューズビットって何?ということについては、ATMELの提供してるデータシート(doc2545.pdf)を読むのが一番だと思います。