Windows3.1のノートパソコン

物を捨てる動機として「使えないから」ってのがあるのですが、使えないからといってスグにはポイ捨てしません。
何段階かハードルがあります。
というわけで「使えない」→「やっぱり使えない」→「やっぱりやっぱり使えない」、、、、と、3段階くらいハードルを越して捨てたのがこちら。

▲日本サーテックの「TyniNote TN330S3」というノートパソコン。今はヒンジが両方折れてて液晶が固定できません。バッテリが完全に死んでます。
当時から謎のメーカーで、謎のパソコンでした。1996年11月に中古でソフマップで購入。仕事先でプログラムを作ったり、デバッグする必要があったので買いました。
お値段は5万1294円。当時としては、激安でしたね。

▲捨てる前に起動してみました。今でも問題なく動きますね。
プロセッサは486SX 20MHz。メモリは4MB。液晶はDSTN。HDDは300MBもあって、当時はあまりの大容量ぶりに驚いてました。
OSはWindows3.1が入ってました。BIOSの日付からすると、製造は1994年あたりでしょうか。Windows95の大フィーバーから1年近く経過してましたので、パソコンがどんどん入れ替わってた時期です。
95が動くスペックを満たしてませんが、DOSとフロッピーが動くので、不満は無かったです。

▲HDDになぜかQuicktime2が入ってました。Movie Playerです。懐かしいです。
当時はMacintoshQuicktimeと、WindowsQuicktimeで出来栄えのギャップがありました。実用性は二の次という状態で、パラパラマンガみたいなのが動くだけで喜んでました。

▲HDDになぜかWebブラウザも入ってました。これはサン電子のモデム(28800bps)を買ったら、おまけで入っていた「カメレオンwebサーファー」です。ADSLブームが起きるもっと前です。
たしかネットスケープIEの代用品として使っていたと思うんですが、、、記憶にありません。

Windows用のソフトの値段表も出てきました。
「Word」が5万8000円で、「OASYS」も5万8000円です。
今だと考えられない価格ですが、当時はワープロ専用機が存在しましたし、専用機を買わないで済むんだったらこれくらいの出費も許すか?って感じだったんじゃないでしょうか。
今となってはもう、うろ覚えですけど。