ロボコンマガジン2019年9月号

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8月中旬発売の雑誌「ロボコンマガジン」が2019年9月号で休刊となりました。この最終号のロボコンマガジンですが、久々に森政弘先生のコメントが載っていて、注目です。

あと、表紙を飾っている双腕の調理ロボットは凄いインパクトですね。これをアールティさんが手掛けてると知って驚きました。

ロボコンマガジンっていうと、個人的には森先生の連載が読めたということが思い出深いですね。毎回、自分が読みたいと思ってたことが載っていて、「こんな名著が今リアルタイムで書かれてるのか!」と喜んでいました。文章は徹底して読みやすいのですが、内容は非常に難解で、一回読んだだけでは頭に入らない。森先生によると「念(覚える)」と「忘(忘れる)」は2つで1セットで、「解(わかる)」になるとのこと。読んで記憶するだけじゃダメってことですね。

ロボコンマガジンっていうと雑誌を支えてきた人らがメチャクチャ優秀でしたね。オーム社っていうと技術書を出してる超真面目な会社という印象がありますが、それでいて、キャッチーな雑誌っていう分野にトライしてたというのが面白いところです。「ロボコン」が映画になった時は長澤まさみさんが表紙を飾りました。

自分はロボコンマガジンとの関わりは結構長いですね。マンガを8年描かせて頂いたのと、インタビュー記事を3年、ロボット競技のレポートを書かせて頂きました。すごく自分自身が勉強になったので感謝しています。最後の4年間はWROとFLLの記事を書くだけになってしまって、あまり雑誌には貢献できませんでした。

あと、「アイ・ロボット」が雑誌の表紙を飾った時に、試写会で観せて頂いたのは感謝してます。最近、午後のロードショーで見直したら、記憶の中と違ってCGがショボかったです。あの時観た「アイ・ロボット」は面白かった。