PCエンジン用のカードを自作する(設計編)

前回の続きです。

nicotakuya.hatenablog.com

ここから歩いていける距離に駿河屋があるので、ちょっと覗いてみたのですが、PCエンジン系のソフトは高いですね。ボンバーマンが600円というのが最低価格でした。ブックオフは950円均一でしたが、数が少ないです。市販のPCエンジンのゲームはPS3WiiUアーカイブで遊ぶのが正解な気がします。

今度はPCエンジンのカードを自作してみたいと思います。

 

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1.27mmピッチ?

目コピーで基板を作ります。さすがに肉眼で見るには辛いサイズなので、スキャナを使ってみました。上の写真はスキャナの画像です。

ピンの端から端までの距離は47mmくらい。全38ピンなので、37で割ると、、、

47/37 = 1.27027027027027。

たぶん、1.27mmピッチだと思います。間違ってたらすみません。

 

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とりあえず結線してみる

CADに入力中の様子。

カード自体のサイズは54×85mmとしました。厚さは2.5mmくらいですね。1.5mmで作ってから、1mmのプラ板を足したらいいのかなと思っています。

 

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結線を修正。まだ未完成

結線を調節中。まだ未完成です。

フラッシュメモリの容量は4Mビットです。「R-TYPE」の容量の2倍ですが、少ないかもしれません。開発環境はHuCというのを使ったらC言語で作れるみたいです。

資料不足です。ピン配置が間違っている可能性があるので、もう少し調べないといけません。

CD(Card Detect)はカード検出用の端子ですね。GNDに接続するのではないかと予想しています。これから直します。

HSM(High Speed Mode)は処理速度を伝える端子ですが、信号の向きはどっちでしょうか。検索した感じだと、論理はHigh=ハイスピードらしいです。

CS(Chip Select)に相当する端子が無かったので、A19をCEに接続してみました。

D0~7は海外仕様とでビットの並びが逆だそうです。これは書き込み時に反転すれば、対応できるということですね。

あと、書き込み装置も作らないといけないのですが、コネクタの入手が難しいです。

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さらに修正

 

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D7-D0の並びを反転

(11/19追記)D7~D0の並びが逆だったような気がするので、反転してみました。エッジ経由で書き込んだらデータに変換はないので、反転する意味はないのですが、気分の問題です。