ラ・ムラーナ

ラ・ムラーナ」というNintendo Switch用のゲームを遊んでみましたPS4用もあります。本作は1と2があって、1単体は配信版のみです。1&2のセットはパッケージ版があります。

 

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なにやったらいいのか、わからない

ゲームの画面はこんな感じ。まさかの「4:3」。

最初、予備知識なしで遊んでみたのですが、、、全く先に進めません。ネットで調べたら、「おもり」を台座にのせると、遺跡に入れることがわかりました。なんという説明不足。このゲーム、「なにをやったらいいか、わからない」という地獄のような状態が果てしなく続きます。謎があまりにも意味不明なので、ネットで検索しながら遊ぶのがいいと思います。公式にあるチャレアベ風PDFも参考になります。

 

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このあとにボスが出ます

苦労したところ、その1。ネタバレを配慮して、登場前です。

  

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このあとにボスが出ます

苦労したところ、その2。

結局、銃で解決しました。

 

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こんなん解けるか、その3

苦労したところ、その3。ボスがめちゃくちゃな攻撃をしてきます。 

ここで投げました。  

 

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ラ・ムラーナ

結局、100時間ほど遊んでみましたが、個人的な感想としては、

 ・ジャンプの操作にクセがありすぎる。

 ・謎が難しすぎる

・自由に攻略できるようで、あまりできない。

・アクションは豊富で面白い。

・人を選ぶ。

 ですね。アクション要素が高い。ボリュームがもの凄いある。サービス精神に溢れてます。しかし、欠点もあって、名作になりそこなった感があります。100時間付き合わせるだけの魅力があります。

 

ゲームの難易度って、どうあるべきでしょう。難易度についての議論がもっとあるべきじゃないでしょうか。このゲームは超高難易度で固定されていて、どうにもハードル高すぎだと思います。それがアイデンティティーになってるかもしれませんが。

信じられないことに、このゲームでタイムアタックしている人がyoutubeにいます。

このゲーム、元々はフリーゲームで、海外の会社からオファーで商用版を作ったとのこと。洞窟物語」と同じパターンです。それまで日本の会社はほったらかしだったのか。

「アクションゲームサイド(2012年)」に開発チームの代表・楢村さんのインタビュー記事が載ってます。「チャレンジ!!パソコンAVGRPG」シリーズの愛読者とのこと。持っていないゲームを妄想で補っていたという話は凄くわかる。ゲーム中のメッセージがたまにプレイヤーをナメくさってるのが気になったのですが、もしかして、この人の芸風なんでしょうか。

本にはMSX好きが集まるチャットで意気投合してゲームを作り始めたと書かれています。最初に作ったのがグラディウスそのままのシューティングゲーム。好きなゲームの続編を遊びたいという見事なファン心理。

次に作ったのが 「ラ・ムラーナ」。「ガリウスの迷宮」をリスペクトしてると言われてますが、ファミコンの「アルマナの奇跡」の要素も入っていますよね。名前が似てるし。徹底したコナミフォロワー。次はメタルギア3を作るしかありません。

フリーゲームから商用のレベルに持っていったというその熱量には感服します。「ラ・ムラーナ2」はまだ遊んでません。