ナリタボーイ

「ナリタボーイ」(Switch版)を遊んでみました。

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ビジュアルが素晴らしい

「ナリタボーイ」は、こういう感じのアクションゲームです。圧倒的なドット絵の熱量。TRONみたいなセンスは芸術の領域

「CRTソフトフィルター」という設定がありますが、オン/オフどっちにしても画面がボケてます。できればもっとハッキリ表示できる機能が欲しかった。

 

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出資者リスト

本作の特徴の一つがクラウドファンディングで開発した」ということ。メニュー画面で出資者のリストを表示できますが、いつまでたっても表示が終わりません。作品への期待の大きさがうかがえます。まさに執念の一作。

 

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テクノでサイバーなセリフ

内容についてですが、、、トータル6時間くらいで終わってしまいました。死んだあとの復帰が一瞬で、親切設計。理不尽な敵もいない。サクサク遊べてしまう。

物凄い気合の入った背景があっという間に役目を終えてしまう。クリアしたマップには戻れない仕組み。メトロイドヴァニアだと勝手に期待してたのですが違いました。プレイに100時間費やした「ラ・ムラーナ」って実は名作だったのでは。

合間合間のダークな回想シーンがテンポを削ぐので、スピードランは難しいのでは。総プレイ時間の表示機能がありません。達成度もハードモードもないので、やり込みプレイを想定してない作りです。

日本へのリスペクトが予想以上に真面目で本気でした。あと、唐突に日本の競馬の話が出てくるんですが、もしかして、「ナリタボーイ」ってネーミングは競馬からインスピレーションを得てるんじゃないでしょうか。

以上、言いたいこと言いましたが、芸術的なドット絵が見れて、素敵なカラオケソングを聞けるので、それだけで値段ぶんの価値はあると思います。