プロジェクトEGGで配信している「イースV 失われた砂の都ケフィン」を遊んでみました。1995年12月22日発売。スーパーファミコン用。容量24メガビット。
「V」をプレイするのは今回が初めてです。自分の場合は「イース大全集」に収録されているものをプレイしました。
以下、内容のネタバレとなります。ダイジェストで紹介します。
ゲームはサンドリアという街からスタート。プレイヤーはおなじみのアドル君。二頭身ではなくなりました。
最初にドーマンという男から結晶集めを依頼されます。例によって会話が長いです。武器を手にするまで、ちょっと面倒です。
街を出ると、戦闘が可能に。
本作から体当たり方式ではなく、ボタン操作で攻撃します。ジャンプしたり、防御ができるようになりました。
アクションに違和感があります。戦っていて気持ちが良くない。攻撃に手ごたえがないせいか。
ステータスを見ると、「きんりょく」「たいりょく」「びんしょう」「ちりょく」「たいりょく」「いしりょく」と細かいパラメータがあるのですが、何がどう関係しているのか?
フォレスタ村の洞窟。
視認性が悪いです。登れると思ったら登れなかったり、降りれると思ったら降りれなかったり、「?!」となる地形が多いです。
本作のヒロイン登場。このあと、村人が助けに入ってくるのですが、途中の敵をどうやって回避したのか?、とつい気になってしまう。
ストーリーが、、、。自分がしっかりテキストを読んでないせいかもしれませんが。
ニーナの謎、ニーナの父親捜し、結晶探しと並行して、別のストーリーが進んでいます。
コキリコ村の手前。
2番目のボス(イノシシ)。戦闘にメリハリがないので、剣を振り回すだけになってしまいます。
その後、イブール兄弟が登場。「イースIV」の時も思ったのですが、デモがわりと、うっとおしい。
またしても視認性が悪い。段差も体力も見づらい。
沼地。マップがシンプル。もうちょっと謎が難しくても良かったのでは。
逆にこれは難しすぎる。ノーヒントで解けるのでしょうか。
ラムゼン峡谷。
途中の敵が邪魔をします。水に落ちたらやり直し。普通、こういうのは盾で防御しますが、ここでは盾を使わないのが正解です。もしかして、本作で一番の難所では。
このあと、ジャングル、砂漠と目まぐるしく舞台が変わります。
砂漠でサージアイを使うっていうのは最初、悩みました。
高低差の表現に感心。
早い段階で「ドーマンが裏切る」ということをプレイヤーに明かしてしまいます。それでもプレイヤーは結晶集めを続行して、やっぱり裏切られる。謎の展開。
その後、ケフィンという街に悪の組織が居て、プレイヤーは革命軍に味方する。街を復活させるとか、人間を吸い込む巨大装置とか、500年前にワープとか、超技術が出てきます。
ヒロインの謎が明かされるという重要なシーン。プレイヤーは不在。
リジェ。ろくに会話を交わしていないのですが、急に因縁の対決のようなシチュエーションに。
ラスボスが第一形態のままで終わります。
どこかのアニメみたいな、、、。
このノリが好きな人が居るかもしれないので、なんとも言えないのですが。
もう自分がオッサンになってしまったので、内容に波長を合わせにくくなってます。
ベーマガ1996年1月号より。「イースV」の広告です。「リバイバルサナドゥ2」と同居しているので、サイズが小さいです。
ベーマガ1996年1月号より。
これを読んで「魔法」システムがあったことを思い出しました。魔法は効果が微妙すぎて、最後まで使いませんでした。
総プレイ時間は7時間。
グラフィックと音楽は気合が入っています。あとは、未完成のまま売ってしまった感じ。ファルコムといえばパソコンゲームでは最強のメーカーという印象ですが、それがこれを作ったのはショックです。26年前のゲームなので、厳しいことを言っても仕方ないですが。相対的に「イースIV」の評価が上がりました。
「イースの面白さとは一体何だったのか?」を考える材料としては優れているので、遊んでみることをおすすめします。