ロボコンマガジン2013年5月号


雑誌「ロボコンマガジン」の2013年5月号で次の記事を書きました。
・ワザモノ探訪の記事2ページ。
・FLL2012ジャパンオープンの記事2ページ。


▲切削加工メーカーの由紀精密さんを取材するために、神奈川県茅ケ崎市まで行ってきました。
最寄駅は北茅ケ崎です。電車はどういうわけか、お客さんがボタンを押して自分でドアを開けるという仕掛けになってました。

▲会社の外観です。

▲由紀精密さんで作っているのは、人工衛星の部品とか、航空機の部品とか、機密度の高いものが多かったのですが、その中で写真撮影OKだったのが、こちら。
おそらく、(2009年5月発表)takram design engineeringの「Phasma(ファズマ)」という昆虫型ロボットのの部品ですね。この部品は金属の削り出しで手間がかかっていて、綺麗でした。Phasmaは「『骨』展」というイベントや国際ロボット展に出展され、評判となったそうです。

▲由紀精密さんが手掛けているコマです。手前のは、「SEIMITSU COMA(840円)」という自社製品で、「BRANCH(ブランチ)」というサイトで売ってます。
なんと読者プレゼントで気前よく5個も頂きました。

▲今回は由紀精密の社長さんじゃなくて、常務取締役の大坪正人さんにインタビューさせて頂いたのですが、iBookで資料を手際よく見せてくれるあたりは、さすがでした。会社の立て直し策とか、業務実績とかを一杯見せて頂いて、とにかく凄い会社だなと思いました。
インタビューの最後に、会社の将来のビジョンをうかがったところ、ちゃんと語ると1時間かかってしまうとのことで、簡単に語って頂いたものを漫画の最後のコマに使わせて頂きました。

▲工場内の様子も撮らせて頂きました。「精度の高い部品を作るためには、最新の設備を買っているんですか?」と、質問したところ「違います」と即答されてました。
、、、、
あと、FLLジャパンオープンの記事。去年と同じく埼玉大で行われました。

▲FLLの記事は例年よりページ数が減ってしまって、プレゼン関連をばっさりとカットしてしまいました。
プロジェクトプレゼンテーションでは、「お年寄りの転倒防止の靴下をオシャレにする」とかアイデアを発表してるチームとかがありました。

▲競技中の様子です。
過去の出場チームの選手が卒業して審査員として参加してました。試合の様子は、ストリーム配信でホールの巨大スクリーンにも投影されていました。

▲あと、記事に書きそびれましたが、「パフォーマンス タイム」というのが新しくできました。審査とは関係なく、自由に発表ができるというコーナーでした。