hello world

秋月で10800円で売ってるpsocの評価キット「PSoCEval1」(ピーソック・エヴァル・ワン)。
http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?c=psoc

PSoCとはどんなマイコンなのか」について語るのは後回しにして、、、
これで、液晶画面に「Hello World」と出るだけのプログラムを作ってみました。
http://briefcase.yahoo.co.jp/bc/takuyamatsubara/lst?.dir=/d959&.src=bc&.view=

プログラムはこれだけです。

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// Hello World
// by takuya matsubara
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#include <m8c.h>        // part specific constants and macros
#include "PSoCAPI.h"    // PSoC API definitions for all User Modules


void main()
{
	LCD_Start();// Initialize LCD hardware
	LCD_Position(0,0);// Position cursor  
	LCD_PrCString("Hello World");// Print a constant "ROM" string  
	while(1)
	{}
}

関数を3つ呼ぶだけです。

↑必要な関数は既にライブラリになってます。
これを「ユーザーモジュール」と呼びます。


↑ユーザーモジュールで右クリックを押して、「データシート」を選択すると、こういう感じに関数のリファレンスが出てきます。
サンプルの書式をmain.cへコピペすればなんとかなるので、「書式がわからない」と言ってつまずくことはないと思います。


↑評価キットの内容一覧。
ACアダプタが付いてきませんので、DC9VセンタープラスのACアダプタを別途用意してください(秋月だと600円で売ってます)。9V電池でもOKです。


CY8C29466-24PXI と CY8C27443-24PXI が付属します。
秋月ではどちらもマイコンも単体で買えるようです(digikeyで100個買った場合の単価よりも安いです)。


↑「PSoCデザイナー」。統合開発環境です。
FPGAっぽいハード設計までできる超高機能ぶり。重たいです。
CコンパイラはLite版は無料で使えます。


↑ポート2をLCDに割り振っておきます。


↑電源ジャンパはオープンの状態で使います。


↑書き込み中。このライタはUSBハブ経由だとうまく動かず(ドライバ認識時にエラー)、ルートハブからつなぎました。他の方の環境では、どうでしょうか?


↑実行結果。可変抵抗を回して液晶の濃淡を調整します。
開発環境のインストールから始めて、この状態に来るまで3時間半ほどかかりました。


↓Cypressのサイトで検索
http://app.cypress.com/portal/server.pt?in_hi_opt_comm_community=223&in_hi_space=SearchResult&in_hi_control=bannerstart&in_tx_query=PSoCEval1