▲「ロボコンマガジン2013年9月号」は12日発売です。お盆進行で早い発売です。
http://www.ohmsha.co.jp/robocon/archive/2013/08/robocon-magazine-20139.html
森先生の連載が前号で終わってしまって、
てっきり新連載が始まるのかと思ったら、そうじゃなかったみたいです。
これはショック。
森先生が書かれたものを読み直して、森先生の考え方をちゃんと受け継がないといけないですね。
、、、
▲「ワザモノ探訪」(モノクロ2ページ)で記事を書かせて頂きました。
モールドメーカー株式会社カミジョーという金型製造の会社さんを取材してきました。
主にソフトビニール製品の金型を手掛けているとのことで、ソフトビニールの人形がいっぱい窓に飾ってありました。
ソフトビニールは直射日光に当たると、黒く変色したりするみたいです。
▲硫酸銅溶液の槽です。硫酸銅溶液は綺麗な青色です。
ここに「ロウ型」を沈めて、電気めっきの要領で銅を付着させます。
「電気鋳造」という製造方法だそうです。
取材した時には、床屋さんで使うような人形の大きな頭が沈んでて、かなり妖しかったです。
▲金型の製作途中の様子です。
鏡面加工する前なので、銅がむき出しになってて綺麗でした。
▲金属加工の機械がいっぱいです。
すごい迫力でした。
あと、冷房がなかったので、サウナみたいな状態になってました。
ここで作業するのは大変だろうなと思いました。
▲版権もの、怪獣ブームをリスペクトしたようなオリジナルもの。いろいろあります。
ガレージキットみたいに精巧なものもありました。
カミジョーさんでは、個人相手にソフトビニール人形の製造の依頼を受け付けているそうです。
「1体だけ作りたい」というお客さんも居るそうです。
記事では触れませんでしが、こうした少ロットの金型を手掛ける背景としては、安い中国製品が台頭してきたことが理由としてあるみたいです。
▲オビツ製作所の「オビツ・キューピー」です。
なんと、カミジョーさんの入り口でも、一般の人向けに売っているそうです。
子供たちに買って欲しいんだそうですが、反響があるのは年配の方々だそうです。
オビツ製作所の金型はカミジョーさんが多く手掛けてるそうです。
記事では触れませんでしたが、オビツ製作所というと「オビツドール」が有名です。
ドールというのは、ローゼンメイデンに出てくるような人形で、今では顔などをソフトビニールで作っています。昔はセルロイドでした。
インタビューで「オビツドール」の件はスルーしちゃったのですが、WBSの「技あり!ニッポンの底力」で観たのを後になって思い出しました。
あと、注射の練習用に使うという「シリコンゴムのおしり」(金型をカミジョーさんで製造)というのも見せて頂いて、面白かったのですが、載せるスペースがなかったです。
▲あと、キューピー人形の特徴の一つとして、膨らんだほっぺたがあるのですが、
このルーツはカミジョーさんにあるという、話もうかがったんですが、
どの時期で、その形状になったってウラを取りにくいので、記事にはしなかったです。
キューピー人形のマニアの方には興味深いことじゃないでしょうか。