「Multi-way pad converter」のファミコン版アルカノイド専用バージョンを作ってみました。
いままでは100円ショップで売ってるケースを加工して使っていましたが、今回は3Dプリンタでケースを自作しています。もうドリルで穴を開けたりする必要がなくなって、一気に便利になりました。
回路やプログラムについてはこちらで紹介しています。
パネル部分の3Dデータです。左右にボタン用の穴を空けています。
途中で「ボタンの穴は1個で充分では?」と思い直して、穴を隠すためのフタを作りました。
中身の様子です。写真の中央にあるのがメイン基板。左下にある基板が「Arcade Spinner for Arcade1Up」用のデコーダーです。1/60秒の周期でデコーダーがパドルの位置情報をメイン基板に送信します。
今回はファミコン版アルカノイド専用なので、プレステやメガドライブ等のコネクタを外しています。OLEDのディスプレイも外しました。しかし、プレステのゲームパッドが挿せないとモードの切り替えができなくなってしまいます。
そこで、ファイル「padconverter.ino」を
modenum = menu();
↓
modenum = 19;
このように変更して、モードを強制的にファミコン版アルカノイドに設定しています。
実際に遊んでみました。普通に遊べます。
たまに横方向の力が加わるとケースが変形してしまいます。ついついフィラメントを節約してしまうので、ケースの強度が足りていません。ねじの取り付け位置を増やすといいのでしょうか。もうちょっと安心して遊べるように改良したいです。