「Multi-way pad converter」のファミコン版アルカノイド専用バージョン

「Multi-way pad converter」のファミコンアルカノイド専用バージョンを作ってみました。

いままでは100円ショップで売ってるケースを加工して使っていましたが、今回は3Dプリンタでケースを自作しています。もうドリルで穴を開けたりする必要がなくなって、一気に便利になりました。

回路やプログラムについてはこちらで紹介しています。

nicotakuya.hatenablog.com

 

パネル部分の3Dデータです。左右にボタン用の穴を空けています。

 

途中で「ボタンの穴は1個で充分では?」と思い直して、穴を隠すためのフタを作りました。

 

中身の様子です。写真の中央にあるのがメイン基板。左下にある基板が「Arcade Spinner for Arcade1Up」用のデコーダーです。1/60秒の周期でデコーダーがパドルの位置情報をメイン基板に送信します。

今回はファミコンアルカノイド専用なので、プレステやメガドライブ等のコネクタを外しています。OLEDのディスプレイも外しました。しかし、プレステのゲームパッドが挿せないとモードの切り替えができなくなってしまいます。

そこで、ファイル「padconverter.ino」を

modenum = menu();

 ↓

modenum = 19;

このように変更して、モードを強制的にファミコンアルカノイドに設定しています。

 

実際に遊んでみました。普通に遊べます。

たまに横方向の力が加わるとケースが変形してしまいます。ついついフィラメントを節約してしまうので、ケースの強度が足りていません。ねじの取り付け位置を増やすといいのでしょうか。もうちょっと安心して遊べるように改良したいです。