超大作アクションRPG「バビロン for PC-8801(1986年)」の攻略方法を紹介します。
以下、ネタバレとなります。
ご注意ください。
まず、「バビロン」をプレイするコツをまとめてみました。
以下の通りです。
(プレイのコツ1)「(強い敵と)戦わない」
このゲームには、経験値は存在しません。
ムダな戦闘はNGです。弱い敵とだけ戦います。背の低い敵は飛び越します。
どうしても強い敵を倒したいという場合は、魔法を使って倒します。
(プレイのコツ2)「パラメータを上げる」
このゲームは、パラメータが低いと全く進みません。「剣」「盾」「マジックリング」を取ってキャラを強くすることが最優先です。アイテムの位置を覚えて最短で取るようにします。
アイテムは有限なので、徹底して節約します。
このゲームは「紋章」がお金として機能します。紋章も有限なので節約します。仙人に「2こ あつめて くだされ」と言われたら、「復活の呪文」の可能性があります。交換は後回しにします。
「8こ あつめて くだされ」と言われたら、「マジックリング」です。
(プレイのコツ3)「ステートセーブを活用する」
禁じ手ですが、プロジェクトEGG版に限り、ステートセーブで失敗をリカバーできます。ただし、ユーザーディスクへのアクセスがない場合にだけ有効です。ステージをまたいだ状態でステートセーブを使うと、ディスク内容とのズレによって誤動作が起きてしまいます。通常のセーブ機能を使った方が安全です。
続いて、マップのつながりを図にしてみました。横方向に長い構造です。
場所は勝手に命名しています。
プレイ開始直後は地底1へ行って、鍵を入手します(できれば青い薬も)。鍵は最低1個は必要です。
地下からSTAGE1の中央部に入れる裏道もあります。強敵が一杯居るので、キャラが弱いうちは使わないほうがいいです。
鍵を取ったら、STAGE1に入ります。ここに来た時点でもうボロボロ。難易度高すぎです。
トラは強敵なので、できるだけ戦わず、ジャンプで避けます。
STAGE1には「ギルガメッシュ」という人物が居て、「鉄の像」「青銅の像」「土の像」を欲しがっています。この3つの像を手に入れるまでは会う必要はありません。
STAGE2。この敵は強いので、戦うのは後回しです。
「スターペンダント」を使うと、高い段差を登ることができます。ここは紋章が1個手に入るだけです。
STAGE1~2の中間、地下2にある洞窟。ここでマジックリングが手に入ります。
できればSTAGE3に入る前に、ここに来るのがお勧めです。
STAGE3。個人的に一番の難所がこの一方通行のトラップでした。
ここに来るまでに事前にパワーアップしておかないと詰む可能性があります。
STAGE3だけマップを書いてみましたが、見づらくなってしまいました。
STAGE4。「BROAD SWORD」と「PLATE SHIELD3」を最優先で回収します。それまでは、できるだけ戦闘を避けます。
STAGE5。終盤で「マジックリング」を取るまでは、できるだけ戦わないようにします(さっきから同じようなアドバイスですが)。
このデカキャラはサンダーとかで倒します。
STAGE5の終盤でようやくヒロイン登場です。
DEMOに出てきた顔色の悪い女性と同一人物でしょうか? 似てないですね。ちょっと違うかもしれません。
以下のヒントを教えてくれます。
土の像は巨大な「爪の魔物」が持っています
この「爪の魔物」とは一体、、、?
ヒロインと会話後、そのまま進むと、新手のデカキャラが襲ってきます。
強化版のコウモリは複数系魔法の「レッドクリスタル」で退治します。
最終目的地「魔界の口」に到着。もうボロボロの状態です。
実はこのルートは失敗で、この状態でセーブするとアイテムが枯渇して詰んでしまいます。正しいルートはヒロインと会話した後、すぐに引き返すことでした。なんという意地の悪いトラップ。
もし、詰んでしまった場合はユーザーディスクを消去(新規作成)して、最初からやり直しです。自分はユーザーディスクを2度消去して、3度目のプレイでクリアしました。
「魔界の口」に向かわず、「爪の魔物」を倒すことが先決です。
問題の「爪の魔物」ですが、正体が不明です。最初はこのデカキャラが「爪の魔物」だと思ったのですが、見事にミスリードです。「マジックグラス」を使っても反応がありません。他にも爪が伸びてる「それっぽい敵」に試してみましたがダメでした。
正解を書いてしまいますが、「爪の魔物」とは、なんとスタート地点近くの巨大ガニでした。「爪」という単語で、まさかとは思いましたが。この謎解きは見事だと思います。
STAGE5から戻るのが大変すぎです、、、。
「爪の魔物」を倒すには「マジックグラス」というアイテムが必要です。事前に入手しておきます。「爪の魔物」を倒すと、3番目の像が集まります。
3つの像が集まったので、ギルガメッシュのところ(STAGE1)に持っていきます。
すると、ギルガメッシュの魂がプレイヤーに宿ります。フル回復して、見た目が変わります。この展開には驚き。
STAGE5のヒロインと話すと重要な情報が、、、
天空の城にある魔界封じの呪文が必要です。
あなたなら巨大な水の魔物を倒せるはず。
そうすれば天空の城へ入る呪文が手に入ります。
その呪文を最も高い山の頂(いただき)で使うのです。
情報はありがたいのですが、スタート地点からSTAGE5まで移動させておいて、またスタート地点に戻れとは?!
なんという鬼畜シナリオ。
「水の魔物」はスタート地点付近に居ます。弱いです。
倒すと「天空の呪文」が手に入ります。
最初、勘違いして「魔界の口」で「天空の呪文」を使おうとしてしまいました。メッセージはきちんと読まないといけません。
「山の頂」はSTAGE1~2の中間地点に存在します。
「天空の呪文」を使うと、はしごが出てきます。意外な展開に感動。
「天空の城」。ここで「魔界封じの呪文」を探します。ものすごい広いです。
「レリクス」から出てきたようなデカキャラがお出迎え。
途中で「マジックリング」があるので、それも入手しておきます。
天空の城の最深部で「魔界封じの呪文」を入手。
紋章が15個も必要です。
STAGE5に戻ります。ファストトラベルなんて無いので大変です。
STAGE5の「魔界の口」で「魔界封じの呪文」を使います。てっきりアクションシーンになると思ったら、魔法を飛ばすだけです。
反撃のダメージが大きいので、うっかりすると死んでしまいます。乱数の勝負です。
事前に「青い薬」と「復活の呪文」を蓄えておく必要があります。自分の場合はギリギリで勝てました。
「魔界の口」の封印に成功すると、エンディングです。
本作のパッケージ裏には次のような煽り文句が書かれています。
★圧巻のラストシーン・バビロンの謎が解ける時★
ディスプレイいっぱいのゲーム画面で迫る、フルアニメーションのラストシーン。バビロンの謎の全容が解き明かされる時が来る。
もうハードルを上げに上げています。その内容は自分の目で確認してみましょう。
1986年のゲームなので、とっつきにくい部分もありますが、白熱したアクションが楽しめるので、おすすめの一作です。