シリアルポート経由のプログラム転送

シリアルポート経由のプログラム転送方法を紹介します。

次の手順でやってみてください。


Dsub9pinストレートのシリアルケーブルを用意してパソコンとEDU mk2を接続します。


シリアルポートの「RX」のジャンパ(受信)をショートさせておきます。



EDU mk2側で「SIOopen」を選択します。これで回線がオープンされます。

パソコン側でハイパーターミナルを実行させます。
通信設定は9600bps、データ8bit、ストップビット1、パリティなしです。

たとえば「list [enter]」とパソコン側のキーを叩くと↑こうなります。
・キーボード入力でプログラムできる。
・リスト出力でマイコン内のプログラムを吸い出すことができる。
、、、というわけです。
EDU mk2側の液晶画面にも同じものが表示されます。

今回のファームのバージョンアップ(nicobas20080823.zip)では、行番号なしのシリアル転送に対応させました。
今まで、1行単位でプログラムを入力場合には
「行番号 プログラム...[enter]」
と打ち込んでましたが、行番号なしの場合には
「0 プログラム...[enter]」
と打ち込んでください。そうすると最後の行に追記されます。


なお、エコーバックはしませんので、自分の打ったキーを見たい場合には、teratermを使ってローカルエコーに設定してください。


nicobasic専用の通信ソフト「nb_term.hsp」の最新版です(sampleフォルダに入れておきました)。
「RUN」ボタンを押すと、プログラムをシリアル経由で一括送信することができます。
エディタとしても使えます。

メモリカードの抜き差しが面倒な場合に役立つと思います。