読んだ本

読んだ本。


▲日本刀の本。
著者の方が太平洋戦争での兵隊経験をお持ちだということでまず驚き。軍刀に関しては、それを交えて語ってます。
軍の偉い人は自分の芸者を連れて戦地にいくとか、死体から肝臓を取ってどうしたとか、ナントカ作戦は失敗だったとか、日本刀と関係ないところが妙に面白かったです。


赤塚不二夫さんの本。
関係者のインタビューはすべてご存命だった時に収録したものになってます。
みなもと太郎先生が学術的?な記事を書かれてて、驚きました。
あと、デビュー作の「ナマちゃん」とかが載ってます。
「サイケサイケビーチ」って晩年の作なんでしょうか。発表時期が載ってない謎の作品になってました。


▲森先生の本。
ロボマガで2003年ごろ連載しているものをまとめたもの。
自分が存在しなくなるとかいう仏教的な表現は良く分からなかったんですが、それ以外は思わずヒザを打つような金言格言に溢れてます。こういうことが書ける先生って、居ないですよね。
モノを作ったことのある人すべての必読書って感じでしょうか。


▲野外遊びの本。
「遊び」ってものをちゃんと知らないといけないのでは、っていう危機感から読みました。
ケンケンパ的な遊びが世界中に広がってるのが面白いですね。


▲レトロおもちゃの本。
地球ゴマが科学玩具(?!)として大人気だったとか、カルチャーショックを味わえて面白いです。
紙に砂糖水を浸しただけの「紙アメ」とかが今だと想像もつかないです。


▲ベストセラー。
編集者のコメントに「人材集めにmixiが役にたつ」とか書いてました。
ずいぶん昔、僕のことを「商業主義的」とか言ってサークルから仲間はずれにした人が居たんですが、その人がベストセラー作家として載ってました。


▲黒澤さんの本。
頓挫した「トラ!トラ!トラ!」とか「暴走機関車」とか今まで語られなかった部分について載ってます。
しっかり取材してるのが偉いですね。
「トラ!トラ!トラ!」はユニシスの社長さんをキャスティングしていたとか、中止したときに黒澤さんがポケットマネーでお詫びのお金を配ったとか、興味深いことが書いてました。


▲木の本。
木が圧電素子になるって話題とか、キノコの菌を使って紙を白くする話が面白かったです。


▲メカトロの本。
マイコンが登場する以前の本ですが、ちゃんとロボット相撲も作ってて面白かったです。
抵抗を覚えるページで、5番目が「緑魔子」になってました。


▲色の本。
色の話題って一杯あるんだなと驚いたので。
住んでいる地域によって色の見え方が違うってのが興味深かったです。
あと、「色彩感覚はx歳までに決まってしまう」とか書いてあったのが怖かったです。


▲電気の本。
哲学者ターレスが琥珀をこすってた時期から現代まで、電気にまつわる話を紹介。
エジソンがイイ人として紹介されてます。
あと、江戸時代に日本では静電気でビリビリさせるだけを見世物にして商売してる人が居たって書いてあったんですが、これ今でもTVでやってたりするなと思いました。