green cardのTV出力


led gameのおまけ基板「green card」にはビデオ出力機能というものがあるのですが、
それを使って、ゲーム画面をTVに映せるようにしました。解像度は16x16pixel。

CPUは合計2個使ってます。

サブCPU側は20MHzで動いてます。ビデオ出力しかやってないので、パワーが余りまくってます。これならattiny2313のような安いマイコンでもできると思います。
基板間の通信は非同期のUSARTで、速度は9600bpsです。
1画面あたりのデータ量がたった32+1byteなので、29fpsくらい出せることになります(理論値)。

サブCPU側(ATmega168)はUSART0(RXD0)を使いました。受信割り込みを使うと画面が乱れるので(当たり前ですが)、割り込みを使わずメインルーチンで受信バッファUDR0を監視しています。1ms未満の速い周期で監視しているので、受信リングバッファを使わずRAMを節約することができました。

動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=5yC2czyjnhY
、、、

あと、電池1本で動かしたいというリクエストをもらったので、
TL499Aを使って、昇圧回路を組み込んでみました。

部品の組み合わせは、
インダクタが22uH(220と印刷されてる)、
抵抗がRE1=14.7k ohm、RE2=4.7k ohm、rcl=470 ohm
としました。


入力1.2Vに対して、実測で5.1Vを出力しています。
ちょっと電圧高すぎですが、三端子レギュレータを通るので3.3Vに調節されます。

基板上には載せる場所がないので、USB回路が載るべき場所に無理やりハンダ付けしました。
現代アートっぽくなってしまってます。

完成した様子。単三1本で動きます。