ファミコンの修理とAV化

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画面がグルグルと動いてしまう

ファミコン用マルチタップの自作ですが、近いうちに資料を公開します。

それとは別の問題として、「ダウンタウン熱血行進曲」を動かそうとすると、ビデオ出力が正常に行われません。画面が下から上に向かってスクロールし続けてしまいます。「アルカノイドII」でもVSモードに入ると、表示がおかしくなってしまいます。

うちのファミコンは「ファミコン改造マニュアルVol.2(1988年)」を参考にAV化の改造をしているのですが、その回路に何らかの問題があるのではないか、、、と思います。今までは問題なく動いていたので、特定のソフトでのみ不具合が出るみたいです。(追記。直流カット用の10マイクロFが不具合の原因でした。抵抗に取り替えたら直ります。)

 

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RFモジュールを切断

そこで、別のファミコンを用意して、AV化の改造を最初からやり直すことにしました。ちょうど壊れた(壊した)ファミコンがあるので、その修理と同時に行います。

このファミコンは基板に1983年のシルク印刷があったので、けっこう初期型ですね。通電してテスタで確認したところ、電圧が0.6Vくらいしかありませんでした。あと、ヤバいものが焼けてるような匂いがします。たぶん、知らないうちに自分が電源IC(7805)を壊してしまったんだと思います。初期のファミコンはヒューズが付いてないので、壊れやすいんじゃないでしょうか。電源ICを交換してもいいのですが、RFモジュールをもう使わないので、配線をニッパーで切断しました。外したRFモジュールはもったいないので、いつかの時のために保管しておきます。

 

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ユニバーサル基板で自作

RFモジュールのあった場所にユニバーサル基板を置いて、回路を自作します。ビデオ信号トランジスタで増幅します。

ビデオとオーディオの信号は3.5mmのステレオミニジャックから出しました。3極のステレオミニプラグ→RCAケーブルを使った場合、白がオーディオ、赤がビデオに割り振られます。4極のミニプラグ→RCAケーブルを使った場合、白がオーディオ、黄色がビデオに割り振られます。自分の場合は古いビデオカメラ用のケーブルを使っているのですが、メーカーによって端子の割り当てが違う可能性があります。 

 

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USB電源アダプタに対応

背面はこうなりました。

電源はUSB電源アダプタで供給します。最初から5Vなので、降圧する必要がなく合理的です。ACアダプタの取り付け穴からマイクロUSBのコネクタを出します。

 

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ファミコンのビデオ出力に成功

うまく動きました!

画面がグルグルしません。取り付けた抵抗の値がいいかげんだったので、全体的に絵が暗いです。あとで直します。ファミコンはプラスドライバーでガワを開けられるし、DIP部品がたくさん使われているし、メンテナンスしやすくて助かります。

USB電源化したことにより、手軽に電流を測定できるようになりました。電流値は420mAくらいです。最近はラズパイ用の電源があるので、これくらいなら平気だと思います。外部端子にコントローラを接続すると10mAくらい増えます。

たまに電源を入れても画面が真っ暗なままになってしまうという問題が発生します。この場合は、リセットすると正常に動きます。起動時の電力消費がかなり大きいみたいです。電解コンデンサの容量を大きくすると直ると思います。RFモジュールには1000マイクロFの大容量の電解コンデンサが付いてました。

 

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CADで基板のデータを作ってみた

念のため、AV化のプリント基板も設計してみました。スカスカですね。現時点ではCADデータのままです。将来、大量にファミコンを改造するようなことになったら作りたいです。