Adafruit製「RGB Dotmatrix LED」

過去に雑誌(トラ技の小冊子)の記事で使ったAdafruit製「RGBフルカラードットマトリクスLEDパネル 16x32ドット」をラズパイ用として改めて使ってみました。

同製品は秋月で3480円で売っています。カラーLEDを512個も使っていて、このお値段ですから、かなりお買い得です。

▲上の写真はAdafruitの公式サイトで公開しているArduino用のサンプルを実行した様子です。
このサンプルは1ドットあたり2バイトで格納しているので、512×2=1KのRAMを消費します。メモリを食いすぎです。
そこで、Raspberry Piを使って点灯させてみました。ラズパイだったらメモリ使い放題です。
プログラムはこちらで公開中です。端子の論理がよく分からない部分があったのですが、とりあえず動きました。

https://sites.google.com/site/yugenkaisyanico/rgbdormatrixled

▲ledtest1.pyを実行した結果です。8色の縞模様を表示します。確認用として、ディスプレイ側にも同じ画像を表示しています。
プログラミング言語Pythonです。
Pythonのスレッド処理で点灯を行っているのですが、たまにLEDがチカチカします。ラズパイで定期的な処理を実行するには、どうしたらいいんでしょうか。

▲ledtest2.pyを実行した結果。こちらはUSBゲームパッドで点を移動させて描くことができます。
ディスプレイ側の表示とUSBゲームパッドの認識にはPygameを使っています。
Pygame側の処理が重くなると、LED側がチカチカしてしまうのが難点です。

▲プログラムを書き換えると、ラズパイとドットマトリックスLEDがなくても、WindowsMacPygame環境で実行できます。

▲ledtest3.pyを実行した結果。ドットマトリックスLED用ゲームはプログラミングに手間がかかってしまのですが、こうすれば手間を減らせるのではないでしょうか。