ファミコン版「クレイジー・クライマー」を外部コントローラーで遊ぶ

ファミコン版「クレイジー・クライマー」。プレイヤーを操って、ビルを登っていくアクションゲームです。

 

一応、念のために説明しておくと、ファミコン版「クレイジー・クライマー」は2つのコントローラー(ゲームパッド)を縦に持って操作します。コントローラー1は左手側、コントローラー2は右手側です。右手・左手を上下に動かすと、ビルを登ることができます。

実際に遊んでみたところ、左手側のコントローラーがうまく握れない。コントローラーを床に置くべきか? はたまた、「クライマースティック」を装着すべきか?

 

(2022/6/3追記)オリジナル版にはないファミコン版に追加された新要素。ステージの途中でアイテムを取ると、隠し部屋に入ることができます。ここではプレイヤーがジャンプできるようになり、コントローラー1を横に持って遊びます。ややこしすぎる。

 

いまさら気が付きましたが、ファミコン版「クレイジー・クライマー」は外部コントローラーに対応しています。説明書に書いてないので、備え付けのコントローラーでしか操作できないものだと、ずっと勘違いしていました。

上の写真は拡張端子に外部コントローラーを2つ接続した例です。

 

ファミコンの拡張端子は外部コントローラーを同時に2個接続できるように設計されているのですが(頑張ったら4個)、一般的な外部コントローラーは1個ぶんしか使っていません。なので、上記のようなマルチタップを使って、端子を2つに増やします。ホリ製「4プレイヤーズアダプター」の2Pモードに相当します。

 

自分の場合、ファミコン用の外部コントローラーを持っていないので、変換器を自作してスーパーファミコン用コントローラーを付けてみました。スーファミ用コントローラーは通信するデータが16ビットですが、前半の8ビットで打ち切ってしまえば、ファミコン用コントローラーとして使うことができます。

 

プレイ中の様子。

コントローラーは縦に持つ必要があります。備え付けのコントローラーよりも持ちやすいので、少しだけマシになりました。

この技術を応用すれば、「クレイジー・クライマー専用コントローラー」も製作できると思います。ファミコン版「クレイジー・クライマー」が再評価される日も近いかもしれません。

 

ちなみに、こちらはスーパーファミコン版「ニチブツアーケードクラシックス」に収録されている「クレイジー・クライマー」。この他に「ムーンクレスタ」と「フリスキートム」が収録されています(計3本)。お得すぎる。

これはアーケード版にとても忠実な出来。コントローラー1個で操作できるので、縦に持つ必要はありません。

 

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