前回の続き
「ファミコン版クレイジー・クライマー専用コントローラー」を作ってみました。
デュアルショック2をファミコンにつなぐだけの回路なので、厳密にはコンバーターです。
デュアルショック2は機能が豊富で、安くて入手しやすいので採用しました。
下の動画の3番目に出てきます。
動画の2番目に出てくるスーパーファミコン用コントローラーの接続回路は前回に紹介したものと同じです。
「12way pad converter」の基板を再利用してます。設計ミスがあって、いくつかパターンをカットしないといけません。今回で「13way」になったので、以後は「multi-way pad converter」に改名したいです。
制御に使っているのは、AVRマイコンです。まだ、実験段階なのですが、安全を確認できたら資料を公開したいです。
コンバーターの動作原理は次の通りです。
・デュアルショック2のボタン情報を読み込む。
・拡張端子を通じて、ファミコンにボタン情報を送る。
これを1/60秒周期で繰り返しています。ボタン情報をソフト的に90度回転させているので、ゲームパッドを縦に持つ必要がありません。しかし、プレイ中、隠し部屋に入った場合、ゲームバッドを逆に回転させないと遊べなくなります。この問題は未解決です。
デュアルショック2はアナログのレバーが2本付いているので、これを割り当てることも可能ですが、何百回も高速に上げ下げするのでレバーが壊れてしまいそうな気がします。