「シルフィード for PC-8801」一応クリアしました

プロジェクトEGGで「シルフィード」を購入しました。価格は440円+会費550円/月。

 

今まで「シルフィード」は「蘇るPC-9801伝説(2004年)」の付録版を遊んでいたのですが、AREA10より先に進めませんでした。自分がヘタなだけですが。

特に手こずっていたのは、AREA10の最初のボス。レーザーが反射されて、こっちがダメージを受けてしまいます。AREA 1から、ここに到達するまで30分くらいかかるのですが、ここで死んだら、AREA 1からやり直しです。セーブもコンティニューもありません。

 

左が「蘇るPC-9801伝説」の付録版。右がプロジェクトEGG版です。

プロジェクトEGG版は付録版と違って、自由にステートセーブが可能。この機能を使ったところ、あっさり全20面をクリアできてしまいました。クリアできて嬉しいですが、今までの苦労は一体何だったんだ?となってしまいます。そのうち完全に自力で解きたいです。

なお、レーザーを反射するボスは、被弾覚悟で内部に入ってしまえば、なんとか勝てるということに気が付きました。

 

登場キャラをまとめてみました。名前は説明書で照合しました。説明書に載っていないキャラの名前は不明です。

説明書によると、ゴランは「偽装カプセル」。隕石に偽装しているという意味だと思います。

「GERDI」の正しい発音が不明です。「ガーディ」でしょうか?

 

シルフィードの攻略方法を手短に紹介。

各面の特徴は以下の通りです。カッコはオススメの武器です。[W]は武器のパワーアップアイテムという意味です。

・AREA 01:宇宙空間。ボス=OLLEYUS。(FORWARD+FORWARD)[W]出現
・AREA 02:宇宙空間。ボス=ROBAYON。(FORWARD+FORWARD)
・AREA 03:惑星上空。ボス=OLLEYUS。(FORWARD+PHALANX)
・AREA 04:要塞内部。ボス=GERDI。(FORWARD+FORWARD)
・AREA 05:宇宙空間。ボス=ROBAYON。(LASER+FORWARD)
(DEMO)
・AREA 06:小惑星帯。ボス=ROBAYON。(LASER+FORWARD or V+V)
・AREA 07:要塞内部。ボス=GERDI。(LASER+PHALANX)
・AREA 08:惑星上空。ボス=GERDI。(AUTO+V or LASER+PHALANX)
・AREA 09:宇宙空間。ボス=ROBAYON。(AUTO+LASER or AUTO+PHALANX or V+V)
・AREA 10:宇宙空間。ボスx4(LASER+PHALANX)
(DEMO)
・AREA 11:小惑星帯。ボス=GERDI。(PHALANX+PHALANX or V+V)[W]出現
・AREA 12:惑星上空。ボス=GERDI。(AUTO+AUTO)
・AREA 13:要塞内部。ボス=GLEYNIUS。(LASER+LASER)
・AREA 14:小惑星帯。ボス=ROBAYON。(PHALANX+PHALANX)[W]出現
・AREA 15:宇宙空間。ボス=ROBAYON。(AUTO+V)
(DEMO)
・AREA 16:惑星上空。ボス=GLEYNIUS (AUTO+V)
・AREA 17:小惑星帯。ボス=GERDI。(PHALANX+PHALANX)
・AREA 18:要塞内部。ボス=GLEYNIUS。(LASER+AUTO)
・AREA 19:宇宙空間。ボス=GERDI。(LASER+AUTO)
・AREA 20:宇宙空間。ボスx5+グロアール(LASER+LASER)

 

一番頼りになるのが、威力の強いLASER CANNON。次にPHALANXでしょうか。AUTOは惑星上空で役に立ちます。

 

AREA20のラスボス、グロアール。

敵のレーザーが大量に降り注ぐのですが、これの回避方法がわかりません。法則性がなく、ランダムに見えます。自分の場合、全て運任せでした。

 

第二形態。バリアーを破壊。

ガルザカートみたいなものが一定間隔で襲ってきます。これも運任せで回避。

 

第三形態は蛇行する弾と通常弾が大量に襲ってきます。忙しすぎてキャプチャできませんでした。

しばらく艦首を攻撃すると、グロアールの破壊に成功します。

 

エンディング。やり遂げた。

ゲームをプレイしていて、ここまでテンション上がったのは久しぶり。「Downwell」のハードモード以来か。

このゲーム、絵良し、音良し、戦略性高し。問答無用の名作ですね。ゲームアーツというソフトハウスを特別な存在に押し上げています。

 

それにしても難しすぎでは、、、。

すでにAREA 3でプレイヤーを切り捨てにかかります。この無人機の挙動が意地悪すぎです。アイテムが出ないのも理不尽すぎる。

書籍「蘇るPC-8801伝説(2006年)」の宮路武さんのインタビュー(ゲームアーツOBに直撃! 当時の秘話をお蔵出し! ゲームアーツ徹底研究)によると、難易度についてのコメントは以下の通り。

 バランスを調整している人間にやらせて、そこから3ランク下げるっていう方針にして。 それでも、まだあの難易度なんですよ。調整していた本人はブーたれてましたからね、こんなのぬるすぎるって(笑)

 

前回でも触れましたが、「シルフィード」は発売が遅れたゲームとして広く知られています。雑誌「ログイン」1985年9月号には「シルフィード」の広告に加えて、ゲームアーツの取材記事が掲載されています。記事によると、スタッフの平均年齢は21歳。「シルフィード」は8月末の完成を目指しているとのこと。雑誌が8月発売だということを考えると、楽天的なスケジュールだった模様。

それから約1年後。「ログイン」1986年10月号には、土下座している宮路さんの写真が掲載されています。

 

前回、紹介し忘れていた「SCOPE ON(1983年)」というゲーム。作者は宮路武さん。「MSX Magazine永久保存版(2003年)」に収録されています。

 

背景と弾が混ざり合って、視認性が良くありません。メリハリがない。そして、難しいです。

当時の宮路さんはPC-6001用AX-6収録の「スペース・エネミー(1982年)」、AX-7収録の「ザ・アストロディアン(1983年)」と、立て続けにシューティングゲームを開発していました。しかし、これらの初期のシューティングゲームには、「シルフィード」らしさは感じません。この後、「面白いシューティングゲームとは?」と自問自答して、わずか約3年で答えに辿り着いてしまったわけですが、そこが天才だなと感じます。