PicoPicoを無料で遊んでみる

iOS用のアプリ「PicoPico」がアップデートして、CM対応ゲームが追加されました。CM対応とはCMを観たら無料でゲームが遊べる機能のことです。

f:id:nicotakuya:20210501110143p:plain

PicoPico

▲メニュー画面です。プラットホームは「ファミコン/NES」と「MSX」と「PC」ですね。MSXのゲームがiOSで遊べるのが驚きです。有料のほうにはゲームギアもあります。

ゲームは大きく分けて「無料ゲーム(FREE/CM)」と「月額550円で遊べるゲーム」が2種類あります。無料ゲームはプロジェクトEGGとけっこう被ってるので、プロジェクトEGGに加入してパソコンで遊ぶという手もあります。「CM」と書かれているゲームは、広告を一度観ると遊べます。 

昨日まではスペランカーが無料で遊べたのですが、リストから消えてますね。ラインナップが変化するんでしょうか

 

f:id:nicotakuya:20210501110249j:plain

広告を観る

▲ここでは例として「魔王ゴルベリアス」を選んでみました。「CMを視聴してプレイ」ボタンをタップ。

 

f:id:nicotakuya:20210501110356j:plain

広告を再生中

▲これはiPhoneで実行した場合。広告が流れます。

もう、いかにもな広告。

古いゲームを遊ぶために最新ゲームの広告を見ないといけないってのは、シュールですね。課金してる人に感謝です。

 

f:id:nicotakuya:20210501110453j:plain

魔王ゴルベリアスを実行中

 ▲ゲームが動きました。

起動時に一瞬だけ青い画面で「MSX system version1.0 Copyright 1983 by Microsoft」という文字が表示されます。「MSX」のロゴマークは出ません。

「魔王ゴルベリアス」はコンパイルが1987年2月頃発売したアクションRPGです。当時の価格は5900円。タイトル画面の「BY PAC FUJISHIMA」は作者の藤島聡(PAC)さんのこと。ゼルダっぽいものを目指して作ったのでしょうか。

昔、5900円もしたゲームが無料で遊べてしまうってのは凄いことだと思います。この手のアプリはソフトの提供者側が「タダでもいいから遊んで下さい」という姿勢を見せないと遊んでくれない。しかし、タダで遊ぶようなユーザーさんと、こういうガチなゲームとは相性が良くない気がします。プレイして3分で投げ出すんじゃないかという心配があります。

あと、このアプリに限らないのですが、画面のタップだとアクションゲームは遊びにくいですね。

ゲームパッドが必須だと思います。