アタリ仕様ジョイスティックをファミコンに接続する


▲OSAMUさんから借りっぱなしの「ファミコン改造マニュアルVol.2(著者:丹治さん)」にジョイスティック端子のピンアサインが載っていたので、それを参考にしてジョイスティック変換機を作ってみました。
アタリ仕様ジョイスティックをファミコンに接続してみたいと思います。

▲回路図です。動作無保証なし。サポートはありません。
必要な部品は、ロジックICと抵抗とNPNトランジスタ(2sc1815など)とコネクタだけです。
ロジックICを使って8個のボタン情報をシリアルで転送します。
丹治さんの記事では「4021」というICを使っていたのですが、ここでは「74HC165」というロジックICを使っています。たぶん鈴商で50円くらい。Dsub9pinのコネクタは秋月で50円。
ファミコン側のパラレル/シリアルの信号はLowの時がシリアルになっていますが、74HC165(PL端子)の論理は逆なので、トランジスタで反転しています。ここがちょっとダサいので、全部マイコンに置き換えるといいかもしれませんね。

▲厄介なのが、ファミコン側のコネクタです。
DSUB15pinと一緒なのですが、ピンが深いのでコネクタがささりません。
しかたないので、直接、基板にハンダ付けしました。

▲できあがった様子です。

▲接続した様子。XE-1Proをつなぎました。ファミコン側から給電してます。

▲動作中の様子です。問題なく動きます。
アタリ仕様は4方向+ボタン2個だけなので、スタートボタンを押せないのが難点でしょうか。