プリンタ

最近、物を処分してばっかりですが、
プリンタを2台ほど捨てさせて頂きました。

▲まず、2003年発売のエプソンのカラーインクジェットプリンタ「CC-600PX」。
人からの頂きものです。壮絶に重たいのに手渡しで受け取りました。
印刷のクオリティはあまり良くなかったのですが、うちではスキャナとして大活躍してました。この複合機ってのを考えた人はエライなと思います。
しかし、このプリンタ、Windows7以降に対応してなくて、「ハードは壊れてないけど、ソフトの都合でゴミになってしまう」って、事態になってしまいました。

▲これも今回捨てたもの。1996年発売の沖電気レーザープリンタ「マイクロライン4w」。
実売価格は3万9800円。定価はもう少し高かったと思います。
当時、レーザープリンタは10万円くらいするのが当たり前でしたから、ものすごい画期的な製品でした。「個人でもレーザープリンタを持っていい時代が来た」という感じで。
液晶パネルとかボタンを排していて、コストダウンも徹底してます。
サイズもコンパクトです。
DOS/VMac両方つなげられる点も良かったです。

▲「マイクロライン4w」のフタを開けるとこんな感じです。印刷直後は猛烈にヘッド部分が熱くなります。特有のオゾンみたいな匂いも出ます。
印刷のクオリティは、、、あんまりいい思い出がなくて、いつもどこかに白い縦線か、黒い汚れが付いてました。
意を決して、ドラム交換に1万7000円つぎ込んだこともありましたが、綺麗なのは最初だけで、すぐにいつもの品質に戻ってしまいました。「ドラムのお金で新品のインクジェット買えるんじゃないか」と思ったり。「600dpi」っていうのも当時としては驚異的なスペックでしたが、うまく実感できたことはなかったです。
このプリンタ、ドライバはXPに対応していて助かりましたが、Windows7以降に対応してなくて使えません(最近のパソコンはパラレルポートありませんけど)。
これも「ハードは壊れてないけど、ソフトの都合でゴミになる」っていうパターンですね。
なんだかんだで、15年ほど活躍しましたが、うーん。しかたなし。