プロジェクトEGGで無料で配信している「戦闘伝説エルフ for PC-8801」を遊んでみました(会費として550円/月が必要)。1985年発売のシューティングゲームです。開発はコスモスコンピューター。
1面はこんな感じ。プレイヤーは自機(ERFIXというロボット)を操って、敵を倒しながら進んでいきます。
操作方法は以下の通り。
・テンキー:自機の移動。ゲームパッド非対応。
・Zキー:通常ミサイルの発射。全く役に立ちません。
・Xキー:特殊ミサイルの発射。押しっぱなしで3連射が可能。
自機がゲートに接触すると、キーの入力待ちになり、装備の変更ができます。
F1:長距離ミサイル。
F2:左右往復ミサイル。自機の手前だけを攻撃します。
F3:斜め後ろへのミサイル。
F4:前方お手玉ミサイル。前方に円を描いて飛ぶ。
F5:後方お手玉ミサイル。鉄アレイっぽいのが後方に円を描いて飛ぶ。
ゲートの出現回数が少ないので、敵に応じて装備を変えるというような使い方ができません。F2が便利すぎるので、装備を変える必要はないです。
2面。プレイヤーキャラが飛行形態に変形。見た目が変わるだけなので、性能は変わりません。
3面。雪原地帯。このカブトガニみたいなものは、飛行機でしょうか。
4面。道幅が狭くなったりします。自機が外壁に触れたら1ミスです。
スクリーンショットに失敗して、自機が消えてます。
5面。川の中を進んでいきます。動きが遅くなるとか、そういう要素はありません。
6面。道幅が異常に狭くなります。外壁に触れたら一発アウトです。この状態で敵が猛スピードでバックアタックしてきます。霊感で避けるしかありません。
7面。ラスボスのZEEDIANとの一騎打ち。
「ERFIX」が自機の体力で、「ZEEDIAN」がラスボスの体力です。攻撃が当たっているのどうかよくわからず、倒すまでに物凄い時間がかかります。
ラスボスを倒すと、メッセージが出て、1面に戻ります。F2(左右往復ミサイル)の装備だけで最後まで行けました。結局、『悪の組織が奪った人工頭脳「ゼス」』ってのは、出てこなかったです。
mkII SRじゃない時代の作品なので、画面表示がカクカクしています。縦スクロールということになっていますが、動いているのは外壁だけで迫力がない。敵はパターン通りに動き回るだけ。移動量が大きくて、ワープしているように動きます。こちらの弾が敵に当たると一発で消滅しますが、たまに弾をすり抜けて体当たりを食らいます。運の要素が強くて、戦略性が欠けていると感じます。
というわけで、今の基準で見るとイマイチな作品ですが、この時代はこうでした。名作ばかり追いかけないで、たまにこういうゲームを遊ぶと視野が広がるかもしれません。