プロジェクトEGGで配信している「ザナドゥ for MSX(1987年)」を遊んでみました。
発売日は1987年11月6日。容量は2Mビットです。
アイテムショップの値段が高すぎる?!これだと買えません。
MSX版はレベル0に戻るためのゲートが開いています。
お金が充分に貯まってから、アイテムショップに戻ってみました。アイテムが60万gpに値上がりしてます。何も買えません。なんだこれは。
戦闘中の画面はこんな感じ。スプライトが単色だったり、横に並ぶとチカチカしますが、しっかりザナドゥです。
敵と衝突した時と、宝箱を開けた時のタメが少ないです。テンポが良い反面、戦闘の気持ち良さはPC-8801版の方が上だと感じます。
ボスキャラはPCGで描画しているので、動きが荒いです。これはレベル7のボス。
レベル10でドラゴンスレイヤーを入手。タワーに出入りすると、88版と違って、自動的にセーブしてくれるのが便利です。間違ってセーブしてしまって、詰む可能性もあります。
キングドラゴンとの戦い。動きがPC-8801版と違っていて、攻撃のスキがありません。火を吐くまで待っていたら、焼き殺されました。
何度やっても倒せないので、最終手段として、裏技を使ってみました。
この位置だとなぜかプレイヤーの落下が止まり、ドラゴンも動きが止まってしまいます。この状態でDeathを3時間くらい撃ち続けると倒すことができます。
さすがに3時間も待っていられないので、実行速度を4倍にしました(プロジェクトEGG版は実行速度を変更する機能がある)。それでも45分はかかるので、ボタンを万力で固定しました。
MSX版オリジナルのエンディング。じわじわと昇る朝日。地味だがセンスが良いです。クレジットの時間と、音楽の尺がぴったり合っているのが流石。
正攻法でキングドラゴンを倒せなかったのが心残り。
ソフトの説明文にはMSX版はバランス調整が行われていると書かれていましたが、特に難易度が変わったという印象はなかったです。
実行直後のメニュー画面。ここで「Start」を選ぶと、一発でセーブデータが消えてしまいます。「Are you sure?」みたいな確認画面がないのが恐ろしい。
ザナドゥをMSXに移植したというのは大変な偉業だと思います。当時、8KB RAMのマシンでも動いていたというのが不思議でしかたありません。この謎技術をもってすれば、ザナドゥを忠実にファミコンに移植できたんじゃないかという気がします。